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ブルターニュ地方への旅 31 ・・・ロシュフォール・アン・テール⑤ [海外@ブルターニュ2013]

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[ひらめき]                                   ノートルダム・ド・ラ・トロンシャイユ教会

ロシュフォール・アン・テールの散策の続きです。
その次に訪れたのがノートルダム・ド・ラ・トロンシャイユ教会です。
この教会は12世紀にこの地に建立されたのが始まりとのこと。


ところが残念なことに正面のドアが閉まっています。
ひょっとして長めのお昼休みなのかな~?と思い暫く待つことに。

教会のお隣にあったこの建物の蔦は窓が隠れてしまいそうな勢いでした。
一番上の方まで伸びているので、建物全体が蔦で覆われるのもそう遠くないかもしれません。
それはそれで見応えがありそうです。 

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写真の右端にちらっと写っているのが、以前もちらとご紹介しましたがブルターニュ地方独特の
宗教彫刻群であるカルヴェールです。これは16世紀のものだそうです。
 

bIMG_9191カルヴェール.JPGbIMG_9190カルヴェール.JPG

それぞれの面には聖書に書かれたキリストの生涯のいくつか場面の彫刻が施されていました。
貧しい人々のためだったようですから、ステンドグラスと同じ役目をしていたのかもしれません。

かなり風化が進んでいてよくわからない場面もありますが、上から順番にご紹介します。

一番上、これはキリストが十字架に磔にされた場面ですね。

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その反対側は十字架から降ろされ、マリア様に抱えられているところでしょうか。 

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側面です。人の顔が彫られていますが・・・天使?

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棒の下の部分には人物(聖人?)が彫られていたようです。


bIMG_9206.JPGbIMG_9203カルヴェール.JPGbIMG_9205.JPGbIMG_9204.JPG


そして一番下の土台の部分ですが、六角形になっていました。
キリストが十字架を背負ってゴルゴタの丘に向かって歩いてる場面? 

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十字架に磔にされたキリストを昇架?
 

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人物が彫られているようですが・・・それだけしかわかりません。 

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写真を撮りながら待っていたものの教会の扉は開かず、観光客ではなく村の人と思われる方も訪れ
開かない扉に首をかしげていたので、突然のお休みだったのかもしれません。

 

この塔は、ロマネスク様式、

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ファサードはゴシック様式だそうです。 


ヴァンヌに戻るバスの時間が迫って来たので、後ろ髪を引かれながら教会を後にしました。
 

bIMG_9187教会大.JPG
[ひらめき]  戸が閉まったままの教会 ↑ステンドグラスが見られなくて残念でした。

 

再び村の中心部に戻ります。

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石塀に張り付く様に生えている草花たち。

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可愛らしい郵便局の看板です。
「POSTE」の下の逆三角形のブルーと黄色のマークがロシュフォール・アン・テールの紋章です。
そういえば前記事でご紹介した村役場の看板にもついていましたね。

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bIMG_9218.JPGbIMG_9220.JPG


これはゴシック様式とルネッサンス様式で装飾された16世紀に建てられた館です。
日本ですと、室町時代後半から安土桃山時代位ですね。かなりの時代物です。

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そして、村を離れ、このバス停からバスに乗り、ヴァンヌへと戻りました。 

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ロシュフォール・アン・テール、期待していたお城と教会の内部は見学ができなくて残念でしたが、
それも時の運で仕方がないこと。その代りにこの時期ならではの薔薇の花や、藤の花、野の花を楽しみ、
新緑に包まれた森を散策、「フランスの美しい村」の素晴らしさを実感した1日となりました。 

 


(2013年6月3日)


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コメント 28

獏

やはり欧州の美術彫刻建築は
ほとんどキリスト教に由来するモチーフなのですね^^)

by 獏 (2014-01-23 05:18) 

takenoko

それにしてもたくさん写真を撮られましたね。しかも思い出しながら記事を作るなんて・・・・
by takenoko (2014-01-23 05:51) 

ma2ma2

やっぱりフランスもキリスト教の国だと言うことがわかりますね(^^)
日本だとなかなか見ない風景です!
by ma2ma2 (2014-01-23 07:38) 

みうさぎ

時の流れを感じますねぇ
でも大事に保存されているのが素晴らしい(^◇^)

by みうさぎ (2014-01-23 08:14) 

YAP

カルヴェールというものを初めて知りました。
たしかにステンドグラスと同じ役割を持ってそうですね。
by YAP (2014-01-23 08:23) 

yuzuhane

空高くそびえるカルヴェールはいかにも異国の風景ですね。。でも細かい彫刻がよくわからなくなるくらい風化してるところを見ると日本の道祖神とかの一部と似ている気がしたり・・・。外観だけでも十分に見ごたえのある美しい教会ですね。そばまで行って内部が見られないのは残念な気持ちもわかりますが・・・。(そういうことよくある私です)
by yuzuhane (2014-01-23 08:50) 

ake_i

カルヴェールのわかりやすい写真が素晴らしいです。
鮮明な人?に見えない部分もありますが、よく撮られましたね!
ノートルダム・ド・ラ・トロンシャイユ教会に入れなかったんだ><
それはとっても残念。
でも、蔦がまたまたすごい建物や〒局、窓辺の花、美しい自然の中で良いお時間を過ごされました。
なんか今、現在もkuwachanがフランスにいるような気持ちになります。

by ake_i (2014-01-23 09:01) 

リュカ

ステンドグラスは見られなくて残念でしたね。
でも!!
このカルヴェールすごい!!
カルヴェールって言うんだねー。ステンドグラスのかわりだなんて、
なんだかじーんときちゃいました。
確かに風化してるけど、じーーっと見るとちゃんと浮き上がってくるよ!!
by リュカ (2014-01-23 09:27) 

ameya

教会の中には入れなかったのですね。
ちょっと残念でしたね。
でも、その時間をほかに使えたのもそれはそれでよかったですね。(^_^)
by ameya (2014-01-23 09:43) 

ソニックマイヅル

おはようございます。歴史を感じる彫刻、建物を包む緑も芸術品ですね。^^;
by ソニックマイヅル (2014-01-23 11:16) 

mamii

時の流れを感じます。
ステンドグラスが見られず残念でしたね。
by mamii (2014-01-23 12:03) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪獏さん
そうですね。
ヨーロッパはキリスト教がほとんどと言っていいと思います。
キリスト教がなければ、これほどの芸術作品は生まれなかったと思います。


♪takenokoさん
これだけ撮ってもあ~撮り忘れ(>_<)というのがあります(^^ゞ
遅れ遅れですが、楽しみながら書き綴っています。


♪ma2ma2さん
フランスには至る所に教会がありますし、
特に小さな村の教会は、村の中心にあって
宗教の存在の大きさを感じます。


♪みうさぎさん
時代の荒波にもまれてきたって感じですよね。
石だからこそでしょうね。


♪YAPさん
ブルターニュ地方独特の宗教的彫刻だそうです。
確かに今まで行った他の地方では見たことがなかったです。

by kuwachan (2014-01-23 13:37) 

kuwachan

♪yuzuhaneさん
ブルターニュ地方がケルトの文化を受け継ぎ、
フランスの他の地方とは違う独特の文化を持っているからかもしれませんね。
そうですね。風化の具合が道祖神とつながるところがありますね。
私も見られなかった・・はよくあります(笑)
一応調べては行くのですが、旅行ですと日程が合わなかったりと
あと修復工事ですよね。今回は予想外でした(涙)


♪ake_iさん
分かる写真もあるけどなんだかわからないものもありますでしょ。
ここまで寄らずにもう少し引き気味に撮った方が分かりやすかったかもしれませんね。
カメラの液晶だけではなかなかそこまでは分からなかったです(>_<)
旅行のガイドには見どころとしてこの教会が挙げられていただけに
がっくり度合いはかなりのものでしたが、旅行には付き物です(笑)
また行きたいです☆


♪リュカさん
外側からステンドグラスが見えていただけに残念でした(T_T)
ガイドブックに書いてあったのですが、カルヴェールって言うそうです。
ブルターニュ独特のものなんですって!
こういうところに表わされるものは誰が見ても分かる聖書の有名な場面だと思われるので
できた当時はきっと鮮明だったのでしょうね。


♪ameyaさん
目前で扉が閉ざされているのはかなり残念でした。
地元の信者の人も知らない突然のお休み、仕方がないですね。


♪ソニックマイヅルさん
建物だけを見ていても歴史を感じますよね。
それが今も村の人たちの拠り所であることに
深い信心を感じますね。


♪mamiiさん
石の風化に時の重みが表れていますよね。
ステンドグラスは大好きなのでとっても残念でした。

by kuwachan (2014-01-23 13:38) 

koh925

日本なら、お地蔵さん、道祖神、狛犬さん
救いの手を差し伸べる、悪霊を追い払うなど、いろんな意味がありますが
欧米の宗教は、主神キリストと同化するのでようか?
変なコメントで御免なさい
by koh925 (2014-01-23 19:14) 

sheri

歴史ある彫刻が風化されてしまっているのは残念でしたね。

ステンドグラスも見れなくて残念だったけど、また来てくださいってことかな?と思いたいですね。
by sheri (2014-01-23 23:06) 

kuwachan

皆様、こんにちは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪koh925さん
よくわかりませんが、きよしこの夜(ハッと思い浮かんだのです)の
歌詞からすると、キリストは救世主なので、「救い」でしょうか?


♪sheriさん
屋外にあり石なので風化は仕方がないって感じですよね
修復した跡も見られますが、手を加えすぎるのもどうかな?と思います。
そうなんですよね。お城も見られなかったし、もう一度来なさいって
思うことにしておきます(^^ゞ

by kuwachan (2014-01-24 12:51) 

aloha

教会が閉まっていたのは残念でしたね。
建物がこんなにびっしり蔦で覆われるのはすごいです。
建物、傷まないのかしら?(^^;)
by aloha (2014-01-24 13:36) 

ryuyokaonhachioj

やはり、フランスの教会の建築は石の材質が
多いんでしょうね。時代を象徴するようです。
by ryuyokaonhachioj (2014-01-24 14:53) 

テリー

折角行ったのに、教会に入れなかったのは残念ですね。ここまで、風化しているのは、この教会の石の材質が、少し、風化しやすい柔らかめの石なんでしょうか?

by テリー (2014-01-24 18:45) 

hrd

青空の下で街散策、落ち着いた佇まいが時代を錯覚してしまいそうですね^^
by hrd (2014-01-24 18:46) 

Loby

フランスはヨーロッパでも歴史あるカトリック国ですから、
教会も宗教芸術も素晴らしいものが多いですね。
by Loby (2014-01-24 22:29) 

miyoko

自然な感じの野の草花たち素敵ですね♪^^
by miyoko (2014-01-24 23:36) 

kuwachan

皆様、こんばんは。
ご訪問、nice!&コメントをありがとうございます。

♪alohaさん
はい・・・残念それしかなかったです。
建物の蔦は、生やしている感じですよね。
どうなんでしょうね。根が張ってかえって
頑丈になるってことはないのかしら?^^


♪ryuyokaonhachiojさん
木組みの家とか木造の家もないわけではないのですが
教会とか大きい建物はほとんど石造りですね。


♪テリーさん
地元の信者の方も首をかしげていたので
突然のお休みだったのだと思うことにしました。
彫りやすい石はやはり風化しやすいのでしょうね。


♪hrdさん
車があったりするので現在ということを意識できますが
そういったものがないと、日本で言えば時代劇のセットの中を
歩いているような感じかもしれません。


♪Lobyさん
教会の力が芸術を生み出していますものね。
宗教の力の大きさを感じますね。


♪miyokoさん
自然そのままって感じがするのですが
あまりにもステキなので、きっとうまくアレンジ
しているのかな?とも思ってしまいます。

by kuwachan (2014-01-25 00:34) 

Tomo

趣のある教会ですね。
ヨーロッパを旅行すると、もう少しキリスト教やその歴史について知っていたらもっと楽しいのにと思います。でも、帰ってくると勉強するのをついつい忘れちゃうんですよね。
by Tomo (2014-01-25 09:23) 

kou

ああ、ジグソーパズルを見ているような写真の数々。石塀の写真が特に好みです。
ヨーロッパの夏の青空が懐かしいです。
石像がかなり削れていますが、酸性雨などの影響でしょうか。ヨーロッパは砂岩を使った像が多いので、元々もろいのかなとも思いますが。
by kou (2014-01-25 10:49) 

kuwachan

♪Tomoさん
大きい教会ではありませんが、この村らしい教会って感じがしました。
同感です。ヨーロッパはキリスト教のことがわかるとより一層理解が深まるのになと思います。
教会はもちろんのこと、絵画を観るにしてもキリスト教を抜きには考えられないですものね。


♪kouさん
おぉ、復活ですね(^_-)-☆
ありがとうございます。あまり工夫のない並べ方なのですが
そう言っていただけるとすっごく嬉しいです(^^)/
風雨に晒されているという状況もありますが、
元々そう硬い石ではなかったのではないかと思います。
表面を見ると粒子が粗いように見えましたから。

by kuwachan (2014-01-25 14:30) 

ken

教会のステンドグラスを見れなくては残念でしたね!
郵便局の看板もおしゃれですね。
郵便局で思い出しましたが、以前、海外から絵葉書を送るのに
その地の郵便局でドキドキしたことを思い出しました。
大したことではないのですが・・・(^O^)
by ken (2014-01-26 12:39) 

kuwachan

♪kenさん
教会はこの村の見所のひとつだったので残念でした。
看板、センスが感じられますよね。
私も海外でひとりで郵便局に入るとドキドキしますよ。勝手が分からないし、上手く喋れないのでね(笑)
by kuwachan (2014-01-28 09:04) 

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